入学までに
『カラーグラフ関数電卓 fx-CG50-Nを推薦します』
大学の理科系では関数電卓は必須です.授業,演習,実験データ整理では四則演算のみならず関数を使った計算結果が必要となります.一つの計算値をもとに,それを展開して発展させた結果が必要になることもあるでしょう.また,元となる値を次々に変化させる場合もあります.この「fx-CG50-N」は手のひらサイズの小さなPCなのです.これらの処理は簡単です.瞬時に複数の結果が得られます.試験ではPC持込はできませんが,関数電卓は持込OKです.スマホ感覚で手軽にどこででも,複雑な科学計算とデータ処理ができるのです.
それも単なる関数電卓ではありません.手軽に2次元,3次元グラフ表示までしてくれます.PCの場合はプログラミングが必要ですが,関数のグラフ化すらできて,それは関数の特性把握に役立ちます.データ処理の科学計算だけでなく数学の理解ツールとしても使えるのです.
実験中のデータ整理はとても重要です.実験値を後で整理してデータ処理を行っていると時々,とんでもない値を示すことがあります.実験の最初からのやり直しに繋がります.数値で示していてもそれは分かりません.グラフへのプロットがとても重要な判断材料です.何気ない実験条件設定ミスが原因であることが多いのですが,実験をやりながらの電卓でのグラフチェックは,実験作業のやり直しを大幅に省いてくれます.カラーなので複数データの表示が容易に確認できます.スマホ感覚ですから,どんな実験環境でも持ち込めます.
さらに入力した実験データはUSBケーブルでPCにデータ転送できますから,PCでレポートに整理し直すとき,Excelで図表化してWordに貼り付けるなどは容易なことです.データ転記を省いてくれます.普通の関数電卓にはこのような機能はありません.
その場しのぎだった一般的な関数電卓からPCとの架け橋となるものがこのグラフ関数電卓「fx-CG50-N」なのです.
複雑な関数電卓では,使いこなしもマニュアルのにらめっこで,途中であきらめることもあるかもしれませんが,なんとYouTube「グラフ関数電卓」検索でオンラインマニュアルを使って短時間で使い方を習得できます.さらにカシオHPには単元別動画集もあって個別の機能修得を容易にしています.
誰でもいつでもどこでも簡単に使える関数電卓で,PCとの架け橋となる,まさにスマホ感覚のグラフ関数電卓です.演習,実験に追われる多忙な理系ライフを楽にしてくれる必須アイテムだと思います.