新入生・保護者の方へ
外大合格に喜ぶも束の間、たくさんの書類が送られてきて何がなんだかわからないという新入生も多いと思います。
4月の大学生活に向けて一体何を準備したらいいのでしょうか?外大の先輩、生協学生委員がアドバイスします。
まず、合格すると大学から入学関係の書類がたくさん送られてきます。多額のお金が絡んでくることでもありますし、社会経験豊富で頼りになる保護者の方に逐一相談しながら、1つ1つ着実に進めていきましょう。もちろん〆切は厳守です!
推薦入試で合格した方の場合、まずは入学準備資料をお届けするために資料請求をする必要があります。
一般入試で合格した方の場合、大学が合格者に送る入学手続き案内とは別に生協から入学準備資料をお届けします。その中には「生協・共済加入案内」が同封されています。内容を良く読んで入学前に加入をお願いします。教科書・教材販売や入学アルバムの購入など、こちらもお金が絡んでくることですので、保護者の方とご一緒に進めましょう。
新生活に関する情報がてんこ盛りの生協学生委員会機関誌『虹』(新入生歓迎号)もお見逃しなく!
一人暮らしを送る予定の方は、合格発表後に動き出したのでは、大学徒歩圏内の人気物件は成約済みのこともしばしば。
生協提携の取引先なら実績もあり、何よりホームページから問い合わせすることが出来ます。仮申込可能な物件も用意されており、合格発表後に本契約が可能です。前期試験・後期試験の日には学内で、住まい相談会も開かれています。
住まいの契約では、何を重視するか(家賃なのか、近さなのか、家の広さなのか、家の近辺が便利なのか等)自分なりにこだわる重点を決めておきましょう。契約の時は重要な事項が説明されるので一人暮らしのスタートと位置づけ真剣に聞きましょう。また入居の時は、部屋の写真を撮っておくと退去のときのトラブルを防ぐのに役立ちます。ゴミ出しの方法など地域のルールは守りましょう。契約書はきちんと目を通して保管しておくことが必要です。(保護者が実物、学生はコピーを)
新居で使う家具も揃えなければいけません。自分で全て持っていくのはかなりキツいので、引っ越し前にあらかた揃えておいて新居に宅配便で送る、家電や寝具など大型の家具はお店で購入後そのまま新居に発送して頂く、という方法をお勧めします。また大学生協でも学生が選んだ下宿用品を指定日配達で利用できるしくみがあり、家電品と家具を別のお店で買うのと違い、まとめて配達されるので便利ですよ。
(家電製品に関しては、西日本とは電圧が異なるので、西日本にお住まいの方は注意しましょう!)
アパート・マンション・学生会館など住居が決まったらどう通学するか。徒歩で通える範囲であればOKですが、朝の1分は貴重。ということもあって「自転車」を利用するのが多いのが外大生の特徴です。自転車は行動範囲を広げてくれるので、通学以外にも活躍します。生協で自転車も販売しているのでご利用を。
ただ自転車は車両です。近頃「自転車事故」が結構あるので、ルールとマナーを守って乗りましょう。道路交通法も改正されており、乗り方によっては重い刑罰もありますよ。被害者にも加害者にもなるリスクがあることをお忘れなく。
もしもの時のために共済・保険に入っておくことをオススメします。
入居したら、役所、病院、警察、スーパーやコンビニなど生活していくのに必要な情報を自分で入手しましょう。(つまり歩き回るということ) また友人や先輩と仲良くして優良な情報を入手するのもいいですよ。
ひとり暮らしをはじめてトラブルで多いのは、「宗教勧誘」「訪問販売」「ネットトラブル」「盗難」などです。自分にも必ず起こると考え対処の準備をしておきましょう。「盗難」で多いのはカギのかけ忘れです。3階だから大丈夫だろうと考え窓のカギをかけずに外出したところ泥棒に入られた例もあります。
外大の1限目は8時30分から開始です。これがなかなか大変。中央線で武蔵境まで来ても、最後の西武多摩川線があり最終的にはその発車時刻で遅刻するかどうかが決まります。逆算して余裕をもって通学することが大切です。
自宅通学の中には2時間以上かけて通う人も。平均では往復で約150分、1年間では325時間(130日の通学として)あまり。この時間をどう過ごすかは結構な差になるのでは。
ちなみに1週間に6日以上通学している人が1年生は18.4%、2年生は28.6%もいます。授業がない土日も、部活・サークルがあったり、図書館で課題を行ったりしているためです。
現在地方銀行の口座を使っている方は、ゆうちょ銀行やその他の大手銀行など、一人暮らしの間でも使える口座を作っておきましょう。生活費・仕送り用の口座とお小遣い用の口座を分けておくと効果的。留学などに備えて海外でも使える口座を作っておくといいかも。※学内のATMは「ゆうちょ銀行」のみです。
高校までは本屋さんが指定教科書を販売にきていたのではないでしょうか。大学では学部地域専攻語、また自分の履修する科目により必要なものは違います。(もちろん同じものもありますが) 大学の行う履修ガイダンスや先輩の話も聞き履修する科目を決めた上で生協が行う「教科書販売所」で購入しましょう。生協に加入していれば、教科書購入代金の10%分ポイントで戻ってきます。ポイントは生協のお店で使えます。1年春の教科書代だけでも平均24,600円購入しているというデータもあり、入学前に生協に加入しておくことをお忘れなく。
▶「教科書・教材購入のご案内」ページはこちら
入学式には何を着ていくか。男性も女性もほぼ全員がスーツですね。1着持っていれば入学後の塾講のバイトにもOKだし、サークルのイベント等にも便利ですね。生協の「割引券」を活用しましょう。
2023年度の入学式はアゴラ・グローバル内「プロメテウス・ホール」で開催されました。このタイミングでスーツを購入したとの声は多かったです。
入学式前に新入生全員がTOEICテストをオンラインで受けることになります。高校までの英検とは試験形式も違い、すべて英語による質問しかも2時間あまりと長いので事前に慣れておくことをお薦めします。いきなりだと大変なので。。
外大の昼休みは11時40分から12時40分の1時間。講義はきっちりなのでどうしても昼食は昼休みに集中します。外大には、大学会館に食堂が3つと店舗が1つ、ガレリアに喫茶が1つあります。上級生になれば、昼休み前後のコマが空いている場合が多いので時差利用もできますが、1年生はなかなか厳しく昼の混雑は大変なものがあります。
また学生は食事代を節約して衣料品や交際費に回す傾向があるので、しっかりした食事をせず体をこわすこともあります。
生協食堂で利用できる「生協電子マネー」を利用すればレジ精算スピードは3秒とスムーズに利用できます。また食べたものの履歴がアプリ内で確認できるので栄養状態も把握できます!
学生の大半が行うアルバイト。外大生は塾講、コンビニ、飲食店他様々な職種で働いています。社会勉強になるほか、人づきあいを広げる意味でも有意義なものです。しかし、トラブルが多いのもアルバイト。面接時に労働条件をしっかり確認することと、契約時に「雇用契約書」と「就業規則」をしっかり企業からもらいましょう。紙面でもらわず、口約束だけだと後々のトラブルになりますよ。
◆大学から移管されて「アルバイトの募集情報」を生協店舗前に掲示してあります。
生きていくために必要なものを揃えて、もし時間があれば専攻語の予習をしましょう!文字ぐらいは覚えておいたほうがいいかもしれません。
あと、東京近郊の路線図など、外大周辺の大まかな地理も頭に入れておきましょう。新宿/東京/吉祥寺etc…にはどうやって行くのかなど、覚えておけばいろいろと便利です。
★他にも分からないことがあれば語科の先輩に相談したり、2月に開催される「推薦生の集い」、3月に開催予定の「新入生と保護者のための入学準備説明会」で質問してくださいね。