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2025年版合格体験記~国際社会学部合格・英語専攻(北西ヨーロッパ・北アメリカ)さん
2025年06月08日(日) | 合格体験記
国際社会学部合格・英語専攻(北西ヨーロッパ・北アメリカ)さんの合格体験記です!
-----志望動機は何ですか
地方出身なので、オーキャンには行くことが出来ませんでした。それでも、受験までに1度はキャンパスに行ってみたいと思っていたので、物件探しも兼ねて外語祭に参加させていただきました。
志望動機は、異文化から新しいアイデアを得ることが好きな性格が活かせる大学で学びたい、という思いです。海外の方と話しながら彼らならではの価値観や視点を知ることはとても面白いと思います。また、英語力に自信がある、という理由もあります。中学校や高校で出会った英語教師の方々がとても熱心で面白い、良い先生ばかりだったので、英語が得意で、もっと極めたいと思っていました。この2点から、外国語大学か総合大学の外国語学部が良いと思っていましたが、中でもトップレベルである東京外大でこそ、実力があり高い志をもつ人たちと出会えるのではないかと思って東京外大に決めました。
-----併願校を教えてください
現役時は外大1本でした。浪人時は中央大学(法),明治大学(法)です。
-----高校で頑張ったことを教えてください
ESS(英語ディベート部)の活動と、学園祭です。ESSには、憧れの先輩がいるからという大変不純な動機で入部しましたが、活動していくうちにちゃんと英語ディベートにハマってしまい、引退間際の大会では全国大会に出場しました。単純な英語力・論理力だけでなく、チームメイトとの連携や柔軟な対応力など様々な要素が必要とされるので、とてもいい勉強になりました。
学園祭では、毎年クラスの中心として企画・運営に尽力しました。リーダーとして他人を動かす力を鍛えられたし、時には副リーダーとして影から支える力を伸ばすことが出来ました。
-----どんな参考書を使っていましたか
2次で必須の英語と歴史から1冊ずつ!
1冊目は「速読英単語 上級編」です。速単シリーズはとても良くて全シリーズ(入門編、必修編など)コンプリートしました!英単語帳ですが、まず短めの文章と和訳が見開きに載っていて、その次に文中の英単語が載っています。おすすめポイントを羅列すると、文で学ぶと単語の意味やイメージが覚えやすい、その文自体も教養のある文章で良い、各単語の派生語まで詳しく載っている、難易度が外大対策にちょうど良い、別売りでリスニング音源(文を読むパートと単語を読むパート)もある、以上5つです。個人的にはシンプルなデザインも気に入っています。勉強法としては、文章と単語をリスニングする、シャドーイングする、暗唱する、という3段階に分けるといいです。暗唱はなかなか難しいですが、その分単語も英語表現もよく身につきます。
2冊目は「図説 鬼の世界史」です。一通り授業を受け終わった方の復習用におすすめです。内容が豊富で、テーマ史(地域史、文化史)の穴埋めや、混同しやすい語句・年号・語呂合わせの紹介などが載っています。とくに語呂合わせはとても独特で面白くて、知ったらきっと一生忘れません。また、テーマ史は歴史を地域ごとで整理するパートと、ある同時期の諸地域の出来事で整理するパートがあり(いわゆる縦で見るのと横で見るの)、一通り学んだ知識を整理整頓するのにぴったり、最適です!
-----どの科目に力を入れましたか
私は、現役の時に西南ヨに合格できず、浪人して北西ヨ・北アに合格しました。現役のときの得点開示をみると、なんとあと3点程で落ちていて「世界史の一問一答があと1つ合っていれば……」と大変悔しく思ったのを覚えています。だから、2次に関しては、現役時代は満遍なく行っていましたが、浪人してからは歴史総合・世界史の1問1答に力を入れました。正直、英語は難しいしみんな得意なので差がつきにくいのかなと思います。対して世界史の一問一答は、簡単だからこそ出来ないと差が開きます。1問5点というのもすごく大きくて、長い英作を書くのと世界史4問が同じ点数なのです。私が現役の時に落ちた原因は間違いなく世界史の不出来だったと思います。(推定35点)
共テは現役・浪人どちらでも85%越えていたのですが、満遍なくやることが大事だと思います。理系科目が苦手な方は多いと思いますが、共テで余裕をもっておくと安心して2次対策ができます。特に毎年平均点が高い科を受ける人こそ「2次で挽回!」よりも共テで少しでも差をつけることをおすすめします。
-----外大対策があれば
英語の第5問(リスニングしながらメモを取り要約と意見文を書く)と、世界史の一問一答です。前者に関しては、あまり解いたことのないタイプの問題なので如何に慣れておくかが大事だと思って頑張りました。スピードを最優先にしながら、できる限り論理的かつミス無しで書くことが理想です!英検1・準1級の筆記問題の参考書も利用しました。後者は、1問5点という大きな配点を無駄にしないために、そして他の人に出来る問題を落とさないように、コツコツと詰めていきました。まずは教科書をちゃんと読んで理解する、そしてひたすら東進の一問一答をまわす、という2段階で勉強しました。
-----モチベーション維持の方法を教えてください
特殊かもしれませんが、入学後のことをあまり具体的に考えすぎないことです。なぜなら、考えれば考えるほど、調べたいことや気になること、不安なことが増えていき、勉強の邪魔になると思ったからです。よく「モチベが無い時は
、外大生になってやりたいことを考えてみよう!」というようなアドバイスがありますよね。私もそれに従って考えていた時期があったのですが、想像すればするほど、ショービジはここに行きたい、じゃあそのためにはどんな準備がいるんだろう、ショービジ行った人はどんな生活してたのかな、なんていうように、連鎖的に色々考えたり調べたりして、勉強時間がどんどん減ってしまいました。今だからこそ言えますが、こういう想像や準備は合格してから春休みにやればいいんです。とりあえず受験期には、ふんわりと、あ?外語祭楽しそうだな?語劇も料理店もすごいな?外大行きたいな?くらいに考えておけば、余計な時間を使わずモチベーションを高められます!
-----受験生の皆さんに一言!
試験前日の夜に、あれこれやるつもりだったのに出来てないって焦っても、勉強不足のまま受けるしかないんです。まあギリギリ何とかなるわと思いつつ、結局間に合わなかった。みんな、そうはなりたくないはず。ぜひ、今この瞬間から始めてみてください。
※あくまで個人の意見・感想です。参考程度にして下さい。
合格体験記まとめ「外大で学ぶ在校生から、受験する皆さんへ」
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