学びの準備
このページは2024年度受験生・入学生向けのご案内となっております。
2025年度受験生・入学者向けのご案内は、12月頃より更新される予定です。
2024年春の情報を確認いただけます。
Wスクールは直接スクールに申し込むよりも生協でお申し込みいただくことで、割引や入会金免除などのお得な特典を受けることができます。
Wスクールをご検討の方はぜひ生協へご相談ください。
小泉直樹さん
予備試験合格時: 大学3年生
司法試験合格: 大学4年生
子どもの頃から法曹に対する漠然とした憧れがありました。そんな中、大学入学直後にコロナが流行り始め、大学キャンパスの閉鎖や外出自粛で時間が余りはじめました。この余った時間に何かに挑戦したいと思い、司法試験の勉強を始めました。
司法試験は勉強量も必要とされる勉強時間も多く、大学生活で一番打ち込んできたことでしたので、司法試験に合格できて達成感が大きいです。また、支えてくださった家族や友人、塾の先生方に感謝でいっぱいです。
覚悟していたことですが、暗記しなければいけないところが多かったです。暗記は苦手でしたので、記憶が定着するまで非常に苦労しました。また、頭では分かっているのにうまく言語化できないこともあり、もっと本を読んだり、国語の勉強をしておけば良かったと後悔もしました。それでも、何度も問題を演習しているうちに、暗記は定着し思ったこともスラスラ書けるようになりました。
司法試験は勉強量が多いものの、特別才能がなければ受からないというものではなく、継続的に勉強していけば必ず合格できる試験だと思います。そして、合格者のほとんどは勉強時間を多く確保できる大学生やロースクール生です。もし悩んでいるのであれば、大学生になった今から勉強を始めてほしいと思います。
加藤綾夏さん
予備試験合格時:法科大学院2年次
司法試験合格時:法科大学院3年次
私が法曹を目指した理由は大学生の時のインターンで先生方から弁護士業務の楽しさややりがいについて知ったことで、私もやってみたいと思えたからです。法学部入学時は弁護士の方の業務はテレビドラマのイメージしかありませんでした。
しかしインターンで訴訟に限定されないその業務の幅広さを知り、また先生方が自身の業務について、やりがいを持ちながら働く様子を見て、弁護士業につき興味を持つようになりました。特に海外との架け橋になりたいという幼少期からの夢を実現できる機会があると知れたことは大きかったです。日本だけにとどまらず、海外との関わりを持って活躍できる法曹になりたいと今は思っています。
合格発表までは毎日が不安だったので、合格発表時は安堵すると共に信じられない気持ちでいっぱいでした。日々の積み重ねが報われてとても嬉しかったです。発表後は少し時間に余裕ができたことで、今までできなかった物事に挑戦してみたり、自身がどのような法曹になりたいのかを考えたりする時間が増えました。
今後も法律だけでなく、様々なことを学び続けていかなければならないなと実感しているところです。
私は勉強のスケジュール管理とメンタル管理がとても大変でした。自主ゼミなどを組んでいなかったので、ついつい自分の好きな科目を多く勉強してしまったり、スケジュール通りに勉強できなかったりすることがありました。勉強方法は人それぞれですが、強制的に勉強する環境作っても良かったのではと今では思います。またメンタルがとても弱いので、試験までのモチベーションを維持すること、そして何より試験後から発表前までのメンタルを維持することがとても大変でした。私の場合は、散歩が好きなので空いている時間に学校の周りを散歩したり、友達と話したりと、意図的に息抜きの時間をとることを心掛けました。またSNSを使用せず人に左右されないこと、そして睡眠をよく取ることもメンタルにとって大切だと思います。健康管理は精神面も含め、受験にとって大切なことなので、皆さんも自分の維持方法を見つけて勉強に励んでください!
まずはご入学おめでとうございます。私が大学に入ったばかりの時は、正直将来のことについてしっかり考えたことはありませんでした。しかし法曹になる可能性があるかも知れないと思って早めに準備していたからこそ、無事に試験を終えられたのだと思います。なので、みなさんも早い段階から自分の興味を追及してみると良いかも知れません。
もっとも大学時代は学生のうちにしか経験できないことが沢山あると思います。慶應義塾に入って、様々な学校の行事に参加したこと、サークル活動をしたこと、そして何よりも素晴らしい友人達と出会えたことは私のかけがえのない宝物となりました。勉強だけでなく、今しかない学生時代を是非とも楽しんで過ごしてください!