公認会計士は
慶應生が目指すべき資格!
慶應大学は
50年連続公認会計士輩出第1位!
合格した先輩の声
嶋田 晃大 さん
慶應義塾大学法学部政治学科2年生(取材時)
合格した学年:大学2年生
内定先:EY新日本有限責任監査法人
公認会計士を目指した理由について
- 私が公認会計士を目指した理由は、主に二つあります。
一つ目は、大学という最後の学生生活で、何か一つ大きなことを成し遂げたいと思ったからです。大学入学前、私は「自分が自信を持って誇れるものは何か」と考えたとき、まだ何者でもない自分に焦りを感じました。そこで、「人生をかけた勝負をしてみたい」と思い、公認会計士試験に挑戦することを決めました。この挑戦を通じて、達成感を得て自分に自信をつけたい、そう思ったのがきっかけです。
二つ目は、自分の力で社会を変えるようなビジネスをしたいと考えたからです。公認会計士になることで、多くの企業の実態を知ることができ、それを通じて自分が本当にやりたいビジネスを見つけられるのではないかと考えました。また、公認会計士という資格は、起業、CFO、コンサルタント、税務業務、M&A業務など、多様なキャリアの選択肢があります。この資格を持つことで、未来の可能性を広げ、自分の力で社会を先導する存在になれると感じました。
この二つの理由から、私は公認会計士を目指しました。今ではこの挑戦をして良かったと心から思っています。
サークル・アルバイトとの両立について
- 私自身、大学生活と試験勉強を両立する中で試行錯誤を繰り返し、多くを学びました。まず大切なのは、メリハリをつけることです。友達と授業を受けたり食事をしたりする時間も大切にしたかったので、授業の空き時間や通学時間を活用して効率よく勉強しました。しかし、直前期にはサークル活動を削るなど、柔軟に対応する必要がありました。次に欠かせないのが周りのサポートです。試験を目指す仲間と励まし合うことはもちろん、試験を目指していない友達から授業やテスト情報を教えてもらうなど、多くの助けを借りました。大学生活と試験勉強の両立は簡単ではありませんが、乗り越えた先には大きな成長と自信が待っています。皆さんも目標を持ち、自分に合った方法で挑戦してください。きっと充実した大学生活と素晴らしい成果を得られるはずです。
勉強法について
- 公認会計士試験の勉強法は人それぞれ異なります。そのため、自分に合った勉強法を見つけることが非常に重要です。勉強法についてよく言われるのが、「量」と「質」の比較ですが、どちらも非常に重要であり、バランスを取ることが合格への鍵となります。量と質は相互に補完し合うもので、質の高い勉強をするためにはある程度の量が必要ですし、量をこなす中で質を高める方法も見えてきます。
私は「一を聞いて十を知る」ような天才タイプではなく、ひたすら勉強して「量」をこなすことを心がけていました。しかし、ただ勉強しているだけでは合格は難しいこともあります。そのため、予備校の講師やチューター、受験仲間への相談や、答練を受けることで学習の方向性を定め、「質」を担保するよう努めました。
公認会計士試験は確かに難関ですが、着実に努力を続ければ必ず結果はついてきます。最初から完璧を目指すのではなく、壁にぶつかり、挫折しながらも継続することが何よりも大切だと感じています。
ここが大変でした
- 私が公認会計士を目指して一番大変だったことは、周りの友達が遊んで大学生活を満喫していることと比較してしまい、孤独や不安を感じたことです。このような気持ちは、会計士受験生であれば誰もが経験することだと思います。そんなときに私が試した解消方法を二つ紹介します。
一つ目は、一緒に勉強する仲間を見つけることです。不安を共有したり、競い合ったりすることで、孤独感を減らし、一人で抱え込んで苦痛に感じることも少なくなります。仲間と励まし合いながら進んでいけることは大きな支えとなりました。
二つ目は、とにかく勉強することです。公認会計士試験合格のためには、友達との楽しい時間を我慢することも必要です。しかし、合格すれば、自由で楽しい時間が待っています。夢を実現するために、今は勉強に集中することが、不安を解消する一番の方法だと感じました。
受験期は先が見えない不安や孤独を感じることもありましたが、その時の我慢があったからこそ、合格できたと感じています。そして、その時間は今後の人生にとても大きな財産となる貴重な経験だったと思っています。
新入生の皆さんへ
新入生の皆さんには、
何かに本気で挑戦してほしいと思います。大学生活は本当にあっという間で、何もせずに適当に過ごすことは簡単です。しかし、多くの方にとって最後の学生生活ですから、せっかくなら何かに挑戦してほしいです。時には挫折しながらも必死に努力することで、自分に自信がつき、より楽しく充実した大学生活を送ることができると思います。胸を張って語れるくらいに何かに打ち込むことは、とても誇らしい経験になると思います。
公認会計士に限らず、体育会やサークルに所属したり、留学に挑戦したり、自分が本気で挑戦したいと思えることなら何でも良いと思います。ぜひ途中で諦めず、その挑戦をやり遂げてほしいと思います。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。皆さんが素晴らしい大学生活を送れることを心から願っています。