アナザーストーリー2

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大学での「レポートが書けるようになる講習会」誕生秘話

-「パソコン」という“もの”を販売しながら、「活用スキル」という“こと”を提供できなかった担当者の経験・思いから-

日吉購買部書籍・パソコンフロア 
前塾生パソコン担当 石井晶子

慶應大学生協は毎年新入生に向けてパソコンを販売していました。ただ、2013年以前にはパソコン講習会は付加していませんでした。
自宅に当たり前のようにパソコンが有り、小・中・高校とパソコンを使った授業があるという環境で、私自身、講習会の必要性・重要性を感じていませんでした。そう、まるでみんな、パソコンは使える=(イコール)授業で活用できる、という思い込みのもとで。
ただ、店頭で接客に立っているとパソコンが苦手という学生が非常に多いのでは、と少しずつ感じはじめました。今まではそんな声にアンテナを張らず、耳を傾けなかったのかも、と。
セットアップをしたことがない(初期設定が分からない)という声も多く聞かれました。なぜなら、自宅にあるパソコンの初期設定は保護者の方が行っている場合がほとんどだったので。

また、慶應義塾の大学生活では、課題としてかなり多くのレポートが出るようですが、書き方(スキル)の部分は、もちろん大学の講義では教えてくれることはありません。さらに、スマートフォンの普及により、パソコンの操作スキルは実は年を追う毎に、ここ数年で後退しているといわれています。
実際講習会では、スマホの入力は得意でも、パソコンのタッチタイピングは苦手な新入生の方が多く目に入ります。
慶應義塾の大学生活ではパソコンは絶対に必要な道具です。でも、パソコンがあれば単位が取れるわけではないです。
使いこなせないと意味がない。パソコンスキルに不安を抱える学生もいれば、不安を感じていないが非効率だと思える使い方をしている学生も少なからずいることが徐々にわかってきました。

2014年、慶應義塾での大学生活におけるパソコン使用の不安を解消するために講習会をセットにすることにしました。でも、まだセットアップ(初期設定)講習会のみでした。電源を入れて慶應義塾で塾内無線LANを使う、そんなちっぽけに思えることにもたくさんの期待の声、感謝の声が寄せられました。そして…レポートの書き方がわからない、教えてもらえない、という次の段階を求める声も。

2016年、はじめて全4回、計8時間の「レポートが書けるようになる講習会」を開始しました。
第一回目のセットアップ講習会も大きく内容を前進させました。
電源ボタンを入れるところからみんなで一斉に行うことで、パソコン初心者という苦手意識を持った方でも安心のスタートを切れるように…。
大学の教室内で行い、実際の大学内の有線LANや無線LANの設定を行うことにチャレンジしました。
回線の容量が想定外に小さかったり、様々なトラブルが頻発したり、時には受講者の不安・怒りにつながってしまったことが今でも心に残っています。
「新入生に貢献したい」気持ちはあるのに、なかなかうまくいかない、明日も講習会でどんなトラブルが発生するんだろう…そんな逃げ出したくなる気持ちを抑えながら、毎日改善するようチャレンジしました。

第二回目〜四回目は、事前に大学のレポート課題の傾向を調べたり、大学生の平均的なパソコンスキルを調査したりして組み上げた、Office(ワード・エクセル・パワーポイントなど)を中心にスキルを、そしてレポートの決まりやプレゼン資料の形を学ぶ大学生活に欠かせないであろうエッセンスを凝縮した講習会を行いました。
より実践的な内容、例えばページ番号をふる、数式や図の挿入、グラフ作成、知っておくと便利なショートカットキーなどを学ぶことができる全4回の講習会後にみなさまから寄せられた感想レポートには、「自信がもてるようになった」「レポート作成に役立つスキルが学べた」など、最終的には大変満足度が高い声をたくさん頂いて、担当者として心の底から喜びを感じました。

2016年度に始まった全4回の内容の濃い講習会は、2017年度も塾生パソコンに無料でセットにします。
少しでも慶應義塾での大学生活のスタートを、勉学研究の不安なく切れるように…、道具としてのパソコンをフルに使いこなせるようになってほしい…と思い続けています。

最悪、全損してしまってもあんしんのPC秘話

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